【この映画は一言では表現できない！】映画『未来のミライ』を観た正直な感想
おはようございます、なる子です。
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皆さんは少し前に
テレビで放送していた
映画『未来のミライ』
観ましたか？
もしくは映画館で
既に観た事がありますか？
私は録画していたので
数日前に観ましたが
一言で「面白い！」とか
「感動する！」という
映画ではありませんでした。
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映画『未来のミライ』とは
【どんな映画か】
この物語で主に登場するのは
- くんちゃん
- 未来（くんちゃんの妹：ﾐﾗｲ）
- ゆっこ（犬）
- お父さん、お母さん
最初は何てことない家族の
ほんわかとした物語なのかなと
思いきや、そうではなかったです。
ゆっこ（犬）が人間化して
庭に現れたり、
赤ちゃんであるはずの
くんちゃんの妹：未来ちゃんが
急に大人になって出てきたり
とにかく不思議な事ばかりで
非現実の世界が沢山、出てくるので
まさに細田守ワールドが
広がりまくった映画だな、と感じました。
では、映画を観た私なりの感想を
下記に述べていきます。
この映画は面白かったのか
正直に言うと、
「面白い映画だった！」と
簡単に言えるものではなかったのです。
面白い、面白くないを
おそらく通り越してしまい
私は過去の自分と何となく
重ねながら、映画を観ていました。
昔の私の幼少期と重なった
私には4つ歳下の妹がいます。
妹は私よりも甘え上手で、わがままで
私にないものを沢山持っています。
性格も好きな物も、
私たち姉妹は、ほぼ真逆です。
実家で一緒に暮らしている時は
喧嘩しながらも
よく一緒に遊んだり、
仲良く過ごしていました。
でも、どこかでいつも
私は妹に嫉妬していました。
なぜなら、私は甘えたい時
両親の状況などを見て
グッと我慢する事が多かったのです。
ですが妹は甘えたい時は
自分の気持ちに正直になれる、
ずるかしこさがあります。
そして両親（特に父親）は
妹に甘く、可能な限り
要望は叶えてあげていました。
「私だって、こうしたいのにな」
そう思っていても
行動できなかったので
妹が羨ましくもあり、
「ずるいな。。。」と
勝手に嫉妬していた事があります。
この『未来のミライ』に出てくる
ぶんちゃんは、まだ5歳。
多分、何やかんやで
まだまだ甘えたいお年頃。
「ぶんちゃんだって甘えたいよね」
「妹じゃなくて自分をちゃんと
見ていてほしいんだよね」
そんな気持ちになりながら
この映画を観ていました。
そして最後の方の未来ちゃんが
乗ってはいけない電車に
引き込まれそうになった時、
ぶんちゃんは単に傍観者として
観ているだけではなく、
電車に乗らないように
止めるシーンがありました。
嫉妬していても心の底から
妹を憎んでいる訳ではない。
そんな、ぶんちゃんの気持ちが
この場面から伝わってきて
更に自分の幼少期と重なりましたね。
どんなにイジワルな事をしても、
「大嫌い！」なんて口では言っていても
本心ではないという事。
嫉妬は愛情の裏返しだという事。
色々と考えさせられる作品でした。
（番外編）主人の感想
実は一緒に主人も観ていたのですが
「これ、面白い？つまんなくない？」
「どういう意味？難しい」
上記のように思ったようで、
途中から観るのを止めてしまいました。
分からないでもないです。
正直、この映画は一言では
表す事の出来ない作品ですし
色々と非現実な場面が多いので
兄弟がいなかったり
細田守ワールドだと思って
観ることが出来なければ、
共感するのは
難しいのかもしれません。
そんな主人は一人っ子です。
そして意外にも現実を重視する派。
これが、もし兄弟がいたら
何かしら自分と重ねる場面が
あったのかもしれません。
そして非現実的な物語が
好きだとしたら、
最後まで映画を観ようと
思ったかもしれませんね。
まとめ
今回の『未来のミライ』という映画は
賛否両論だったようです。
あと個人的に思った事ですが
映像は綺麗だったけれども
「あらすじは？」と聞かれたときに
非常に答えにくい複雑さがあり、
若干モヤモヤする
ストーリーではありました。
そして5歳という幼い子供である
くんちゃんに対して、
両親（特に母親）が少し
態度が冷たいようにも感じたのは事実。
ただ、母親も仕事と育児の両立で
いっぱいいっぱいになって
ああいう態度になってしまったんだな...と
感じる場面もありましたね。
仕方ない事かもしれないけれど、
子供と親が一緒に観た時に
「この映画、楽しかったね！」と
言い合うのは難しい作品だな、と
思いました。
私は今は、まだ
子供はいないけれど
自分が2人の子供を育てるとなったら
かなり大変なんだろうな、と
思ったのと同時に、
子供同士を嫉妬させないように
バランスよく愛情を振りまく必要が
あるんだろうな、と感じました。
子育ては、思った以上に
難しいんだろうな。。。
皆さんは、この映画を観て
どう思い何を感じましたか？
ーなる子ー
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