【今や日曜日の代名詞!】『ちびまる子ちゃん』と『サザエさん』2つのアニメが愛される理由を独自に考察!
こんにちは、なる子です。
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誰もが知る日曜日のアニメ
『ちびまる子ちゃん』
『サザエさん』
この2つを知らない人は
いないのではないでしょうか?
今回は2つのアニメの
魅力とは何か考えてみました。
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今や日曜日の代名詞
【日曜日といえば...?】
皆さんもご存知の通り、
日曜日の18時~19時といえば
2つのアニメ
『ちびまる子ちゃん』と
『サザエさん』が
思い浮かぶのではないでしょうか?
【最初は2つともアニメではなかった?!】
今では誰もが知る
アニメといえる、この2つ。
ですが元をたどれば2つの原点は
実は別物だったのです。
(ちびまる子ちゃん)
最初の頃は、作者である
「さくらももこ」さんの
小学生時代の実話を
エッセイ風のコミックに
仕上げたものだったのです。
ですが途中でネタ切れが発生してしまい、
ほぼフィクションのみの
物語に変更したのです。
アニメ化されたのは<1990年>です。
(サザエさん)
原作をたどると、コミックなどではなく
新聞記事の4コマ漫画が
始まりと言われています。
内容は「起承転結型」の
ストーリー漫画ではなく
時代背景を象徴するものは
主に描かれており、
新聞の4コマらしい作風だったと
言われています。
アニメ化されたのは<1969年>です。
どちらのアニメも最初の原点は
違っていたものの、
【誰もが知る日曜日のアニメ】として
大きく成長を成し遂げました。
とはいえ、この2つのアニメが
なぜこんなにも長く放送されて
愛され続けているのか?
疑問に思いました。
理由を独自に考察して
下記にまとめました。
2つのアニメの魅力とは?
この2つの魅力は何か?
そう考えた時に、
私は3つ思い浮かびました。
【①:日常的な場面が多い】
アニメ
=「何となく現実とかけ離れている物」
そういう非日常の
イメージを持つ方も
いるのではないでしょうか?
ですが
この2つは非日常というよりは
「現実的な描写」が
かなり多く使用されています。
その為、観る人が親近感を持てたり
「あ、これ私もあったなぁ...」と
ふんわり共感をする場面が多いのです。
【②:日常に隠された宝物に気付く】
この2つに高確率で出てくる場面は
家族みんなで揃って、ご飯を食べたり
友達と談笑する場面が
多いのではないでしょうか?
今の時代、実は普通なように見えて
難しい事なのかもしれない。
そう私は感じました。
理由は家族や
環境によって違うでしょうね。
例えば、私のように
結婚して地元を離れれば
友達に会う機会は自然と減るし、
家族そろってご飯を食べたり
談笑する機会は減ります。
元から家族で集まる習慣がなかったり
仕事の都合上、
ご飯を食べる時間がバラバラで
食べた後も自分の部屋に
各自が移動して過ごすような
家庭の方が
もしかしたら今の時代、
多いかもしれません。
その為「あー、こんな家族良いよね」
「自分の家庭も、こうだったらいいのに」
そう思い、この2つをテレビ越しに観ながら
憧れすら抱いて視聴している人も
少なくないのかもしれません。
【③:完璧すぎない所が魅力】
<ストーリー性>
『ちびまる子ちゃん』や
『サザエさん』の物語を見ていくと、
毎回、完璧な良い話ではないはずです。
実は、これって非常に
重要な事だと思うのです。
なぜなら毎回、
完璧な終わり方をしてしまうと
きっと視聴者側としては
疲れてしまうはずです。
「あー、やっちゃったね~」
「これはアカンやろ(笑)」など
ちょっとした失敗の話も登場するからこそ
観る人が物語に人間味を感じられ、
「こんな時もあるよね」なんて
小さな共感と安心感を抱くのでは?と
考えられます。
これは余談になりますが、
ブログでもそうなのかもしれません。
以前にも述べたようにブログを読む人は
『完璧な教科書は求めていない』
『書き手の思いが見え隠れするのが見たい』
そう感じている人が多いはずです。
その為、失敗した事は書きたくない。
読む人に素晴らしいと思われたい。
そう考える人がいたら
「大丈夫だよ。
失敗や欠点だって
あなたの個性であり
アナタにしか出せない
素敵な色なのだから」
私は、そう伝えたいです。
<絵のタッチ>
そして、もう1つ完璧すぎないのが
「絵のタッチ」なのです。
最近のアニメは、非常に
キレイに描写されており
息を呑むほど美しいものも
増えています。
一方、『ちびまる子ちゃん』と
『サザエさん』は絵が昔と比べると
変わってはいるけれど
どこか安心できる絵のタッチを
残しているのです。
どこか懐かしい雰囲気を残すことで
観る人に安心感と懐かしさ、
そして
「変わりすぎないものの良さ」を
伝えているのだと思います。
これが幅広い世代に愛され、
視聴され続ける理由なのでは?と
考えられます。
そして、もう1つの
愛される最大の理由。
それは『放送日時』です。
日曜日は安らぎの時間
もちろん、全員が同じではないですが
<月曜日ー金曜日>に仕事に行き、
やっと(土曜日、日曜日)に
休みを迎えるという人が
一般的には多いのではないでしょうか?
その為、日本人にとって
日曜日の【18時ー19時】は
やすらぎの時間なのかもしれません。
まず『ちびまる子ちゃん』を
18時から観て
子供の頃を思い出したり、
「アホな事してんなぁ」
「私も子供の頃は
似たような事をしてたかも」
そう感じながら視聴して、ほっこりします。
そして『サザエさん』を
18時30分から観て、
家族との思い出を振り返ったり
「家族みんな仲良しで良いな」
「2つの家族が一緒に過ごすには
理想的な形だ」など
色々な憧れを抱いたり、
何気ない家族の存在の
温かさに気付いたり
安堵して2回目の
ほっこりを感じるのです。
だから見終わった後に
「あーーーー、会社に行きたくない」
「明日から、また頑張るのか・・・」
と憂鬱になり【サザエさん症候群】に
陥ってしまうのでしょうね。
「サザエさん症候群」になってしまう人は体内時計が乱れていたり、どうしても休日ならではの過ごし方を優先してしまいがちです。出来るだけ日曜日は①平日と同じくらいの時間に起きる②「仕事に行きたくないのは、みんな同じ!」と言い聞かせる③月曜日の仕事終わりにだけ小さな自分へのご褒美を作るなどの方法が有効的だと考えられます☆
まとめ
幅広い世代の方に視聴される日曜日の代名詞
『ちびまる子ちゃん』
そして『サザエさん』
大人になって改めて
視点を変えて観てみると、
沢山の発見がありました。
みなさんは、なぜこの2つのアニメが
幅広い世代の人に愛され
視聴されていると思いますか?
ふと考えてみると、自分にとって
プラスになる「何か」が
もしかしたら見えてくるのかもしれません。
最近『ちびまる子ちゃん』も
『サザエさん』も観ていないなぁ...
そう思う方がいれば、
この機会に観てみませんか?
ーなる子ー
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